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2022-07-05

☆噛まない食事のデメリット☆

噛まないデメリットをお伝えします。

急いで、慌てて、噛まずに駆け込むようにして食べる。

こんな食べ方をしていると、消化吸収にマイナスの影響が出るのは間違いありません。

 

よく噛まないと、食べ物の大きな塊をそのまま胃に送り込むことになります。

普通に考えれば、胃で消化吸収が不完全になって、きちんと消化されずに腸に送られる割合も大きくなるでしょう。

当然、その後に控えている腸への負担も大きくなり、スムーズな栄養素の吸収を妨げる可能性が高まります。

 

*例えば、豚肉*

(豚肉にはエネルギーを作るためにとても必要な栄養素『ビタミンB1』が豊富に含まれる。)

 

肉の成分のたんぱく質

⇒ 噛む ⇒ 細かくなる

⇒ 胃酸とペプシンという強力なタンパク質分解酵素で分解

⇒ 腸に送られ、細かく分解 ⇒ 体内へ吸収

☆しっかり噛んでいると、噛んでいる間に脳が「そろそろ肉がやってくる!」と感じ、胃液を分泌し始める。

来るべき栄養素の塊を消化する準備を始め、しっかり、消化吸収される。

噛まないと、そのまま消化されずに胃をスルーして、排便されてしまうのです。

 

*食物アレルギー*

早食いのため、胃でも、腸でも分解されないものが吸収されると、食物アレルギーを起こす可能性が高くなります。

 

噛まずに飲み込むと、消化不良や不完全な分解を引き起こして、本来なら栄養素になるはずのものを未消化の食物(抗原)として吸収してしまう。

そのため、食物アレルギーの原因を作ってしまうのです。

 

参考文献「1日1分 腕ふり健康法」

 

「30回噛みましょうと!」とよく聞きます。

数えては、食事は楽しめません。

味わうこと。口の中のものがなくなって、次を入れるだけ。

食事はおいしく、楽しんで。味わって。

 

 

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