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2019-06-11

☆ 肥満について⑤ ☆

★ダイエットを始めると、最初の1~2週間は非常に強い空腹感を感じます。

これを乗り越えなければ体重は減りません。( がんばる時期 )

 

★1ヶ月過ぎると、慣れてきてそれほど苦痛でなくなってきます。

体重が、順調に減っていきます。        ( うれしい時期 )

 

★3ヶ月~5ヶ月過ぎると減り方が、徐々に悪くなります。

1ヶ月くらい体重が動かなくなることもあります。 ( がまんの時期 )

 

【これは、体が減食に対して適応現象をおこすからです】

 

*これが、停滞期です。

停滞期は、ダイエットを行っているほとんどすべての人に遅かれ早かれ必ず訪れます。

体は、入ってくる食べ物が少ないことを  【飢餓に向かっているのではないか? これでは危険!】  と判断します。

そこで、これ以上体重が減らないようにと、筋肉を減らすことで一時的に基礎代謝などの消費エネルギーを低下させ、体脂肪をエネルギーとして使わないようにします。

こうして体重停滞が起こるのです。

停滞期は、ダイエットが順調に進んでいる証拠です。今後、さらに体重が減るための準備段階です。

ダイエットに失敗するのは、この時点であきらめてしまう場合です。

「体重が減らなくてもあたりまえ」と 思ってダイエットを続けていれば、必ず体重は減り始めます。

停滞期は、1度だけではなく、ダイエットを続けていると、何度も訪れます。

停滞期を乗り越えようと、あせって、さらに減食すると

*気力がなくなる

*疲れる

*めまいや立ちくらみ

*貧血を起こす

*やつれて肌荒れ

*たるみ、しわができる

*髪が痛んだり抜けたりする

*腰痛やひざ関節痛を起こす

などといった、さまざまな症状や障害が生じてきます。

停滞期が1ヶ月以上続く場合は食べ過ぎている可能性があるので、再度食事量をチェックする必要があります。

 

あせらず  あきらめず  時間をかけて

肥満とさよならしましょう!

 

*写真はなんとなく撮影した、焼山公園

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