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2019-05-14

☆ 肥満について① ☆

肥満とは、体に必要以上の脂肪がついた状態です。

その脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪に分けられ、このうち、皮下脂肪(皮膚のすぐ下についた脂肪)は緊急の飢餓のためにストックされているものです。

多少多くても健康に対して害にはなりません。

一方、内臓脂肪(腹腔内のまわりについた脂肪)は、糖尿病・高脂血症になりやすく、動脈硬化も進みやすいことがわかってきました。

最近、肥満の人が増え、糖尿病などの合併症をきたしやすくなっています。

日本肥満学会では、従来BMI(肥満度)26.4以上を肥満としていました。

それを引き下げ、25以上を肥満と判定することにし、肥満が関係して糖尿病などの合併症を引き起こしている場合、「肥満症」と診断することに決めています。

「肥満は病気」との認識に変わってきたのです。

糖尿病をはじめ、高血圧・高脂血症など、さまざまな生活習慣病と密接な関係がある肥満は内臓脂肪型肥満です。

しかし、内臓脂肪は、皮下脂肪に比べてたまりやすいし、減りやすいと言う特徴があります。

食事と運動を併用して、日々少し努力するだけで効果が得られるので、がんばってみましょう。

 

写真は、先日呉市内であった、ゆるきゃらイベントで撮影した、『くれこ』です。

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