☆ ビタミン・ミネラル ☆
現在知られているビタミンは13種類あります。
すべての種類が十分にそろってはじめて体は正常に働きます。
一種類でも不足すると他のビタミンが十分でも体の働きが悪くなる。
糖質、脂質、たんぱく質を十分に摂っていても、ビタミンが不足すると体も脳も疲れやすくなります。
ミネラルはカルシウム、マグネシウムなど、全部で20種類ほどあります。
体の臓器や組織を整備の行き届いた器械のように働かせるために、必要な栄養素です。
例えばカルシウムには、骨をつくるだけでなく、筋肉を正常に動かしたりする重要な役割があります。
仕事が終わるとぐったりし、働くのがおっくうになるなど、疲れやすくなった場合、ビタミンB群などが不足している可能性があります。
かぜをよくひく、治りが遅いなどの場合は、ビタミンA,C,亜鉛などが不足している可能性があります。
皮膚に今までに無かったシミが生じたり、日焼けの後にシミが残ったりするような場合は、ビタミンC、Eなどが不足している可能性があります。
これらの症状はさまざまな要因で生じるので、ビタミン、ミネラルの不足だけが原因とは限りません。
ただし、多くの場合は、ビタミン、ミネラルを補給することによって改善します。
これらはすべて、体の中で老化が進んで太りやすい環境に変わりつつある、という悪いサインです。
人間は呼吸することで、活性酸素(サビ)が発生しそれによって体の組織がさびていく。
ビタミン、ミネラルが不足すると細胞のエネルギーが低下し活性酸素が増えてしまい体の老化を加速させます。
老化現象を1つ1つ、つぶして太りにくい体づくりがスムースに行くようにサプリメントの力も借りましょう。
ただし、ビタミンやミネラルなどの栄養素は、基本的には食事から摂るべきものです。
その補助として利用することで、太らない体、疲れない体づくりに大きな効果を発揮するのです。
参考文献『40代からの太らない体のつくり方』参照・抜粋