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2017-03-14

☆ 血液中のアディポネクチンを増加させましょう ☆

アディポネクチンって何?

アディポネクチンはなんと脂肪細胞から分泌される生理活性物質(サイトカイン)でホルモンの一種です。

(脂肪細胞から出てくる善玉物質)と覚えて下さい。

アディポは(脂肪)、ネクチンは(くっつく)という意味で、このアディポネクチンは、標準な体格の人の血液中には多く存在し、肥満になるほど分泌量が低下します。

同じ肥満でも、皮下脂肪でなく内臓脂肪が溜まるとアディポカインの分泌量が減ります。内臓脂肪を溜めないようにしましょう。

 

アディポネクチンの働きは?

 

* 血管の炎症をおさえたり、血栓を防ぐ効果があります。

* 動脈硬化の進行を遅らせることが出来ます。

* 肝臓や筋肉に作用して脂肪を燃やす働きがある為肥満を防ぐ事が出来ます。

* 糖尿病患者さんでは、アディポネクチンが減少すると、血糖値を下げるインシュリンの働きが悪くなり血糖値が上がりやすくなります。

 

要するに、血液中にアディポネクチンが少ない人は糖尿病、高血圧、将来的には動脈硬化などにもなりやすくなります。

 

どうしたらアディポネクチンを増やせるの?

 

基本は運動です。激しい運動でなくても日常生活にウォーキングを取り入れるだけで、数ヶ月で効果が出てきます。

(ウエストのサイズが小さくなるとアディポカインが増えたと考えてもよい)

アディポネクチンは、適切に保たれた小さな脂肪細胞からしか分泌できないため運動によって適切な脂肪細胞のサイズに保つ必要があります。

腕振りでアディポネクチンを増やしましょう。

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